アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

シトロネラ

○シトロネラ(Citronella) イネに似たハーブからとれるレモンのようなフレッシュで透明感ある香りの精油です。「コウスイガヤ」とも呼ばれます。 もともとはスリランカが原産でしたが、1980年に品質のより優秀なジャワ産も誕生しました。 古来から虫よ…

シダーウッド

○シダーウッド(Cedarwood) シダーウッドにはモロッコ産のアトラスシダーウッドと、北アメリカ産のバージニアシダーウッドがあり、どちらも同じような効能を持つ精油ができます。 古くから寺院の薫香として使用され、古代エジプトでは棺や船のマストなどに…

シストローズ

○シストローズ(Ciste:別名ラブダナム) シストローズは、琥珀(こはく)に似た樹脂がとれるため、ロックローズとも呼ばれます。 シストローズの葉から浸出するゴム状の樹脂ラブダナムは、古代から使われていた最も古い芳香樹脂のひとつです。香料として愛…

サントリナ

○サントリナ(Santolina) 原料となる植物サントリナは「ラベンダーコットン(lavendercotton)」という別名を持っていますがそれは葉や茎の形がラベンダーに似ているためで、シソ科のラベンダーとは種類がまったく違うキク科の植物です。 独特の強い香りに…

サンダルウッド

○サンダルウッド(Sandalwood) 世界中に愛好者が非常に多い人気のある精油です。原料となるサンダルウッドの木は、日本では一般に白檀(びゃくだん)と呼ばれます。 虫よけ効果が高く、古くから寺院の建材や家具などに用いられてきました。また、芳香用のお…

サイプレス

○サイプレス(Cypress) 松のようなリフレッシュさせる香りを持つ精油です。男性用香水の原料としてもよく知られています。 この精油は古代、文化や宗教と密接に関わってきました。地中海に浮かぶキプロス島は、サイプレスの木の名をとって名づけられた島で…

コリアンダー

○コリアンダー(Coriander) コリアンダーの生薬は、非常にクセのある香りを持ち、カメムシの匂いなどと表現されることもありますが、エスニック料理には欠かせない素材です。中国語では香菜(シャンツァイ)、タイ語ではパクチーと呼ばれます。 精油の原料…

コパイバ

○コパイバ(Copaiba) コパイバの精油は、本来、樹木から自然に染み出す樹液を採取したものですが、需要が高まった昨今は、樹皮を水蒸気蒸留したものが増えています。 効能や香り、栄養素は、樹液に比べ数段劣りますが、アロマテラピーや化粧品の材料として…

キャロットシード

○キャロットシード(Carrot seed) ニンジンは、古代からすばらしい医薬的な価値を持つ植物として重宝されてきました。 16世紀には、内臓を元気にさせる力があるとわかったため、それ以来広く栽培されるようになりました。現在ではガン患者に対して使用さ…

ゲットウ

○ゲットウ(Gettou) ほのかに森林のにおいを感じる、スーッとさせやかな香りの精油です。月桃(げっとう)は、亜熱帯地域に群生するショウガ科の植物です。沖縄ではサンニンの愛称で親しまれ、おもに山野に自生するほか、どこの家の庭にも1本は植えられて…

クローブ

○クローブ(Clove) 強くしみ入るようなスパイシー香りの中に、まったりとした豊かな趣を合わせ持つ精油です。強い高揚特性があり、気力を高めたいときや、集中的に勉強や仕事に取り組みたいときに役立ってくれます。 クローブは、古くから医療特性のために…

グレープフルーツ

○グレープフルーツ(Grapefruit) グレープフルーツの香りには、体脂肪の燃焼を促進するホルモンの分泌を促す効果があると発表され、大手化粧品会社からは関連商品が次々に販売されました。 このことは、皮膚から以外にも、鼻から入った精油の香りが脳に働き…

クラリセージ

○クラリセージ(Clary sage) 「明るい」、「清浄な」を意味するラテン語の「クラルス」が語源といわれています。セージには数多くの種類が存在しますが、なかでもクラリセージは安全性が高く、アロマテラピーに特に適しています。 目を見張るほど著しく人体…

クミン

○クミン(Cumin) クミンは、料理の香りづけをする香辛料としてあまりにも有名ですが、その精油はまったく別の印象を持ちます。 甘くスパイシーでエキゾチックな香りは、香水にごく少量加えるだけで、異性を惹きつける催淫性のある香りが作り出せるといわれ…

カンファー

○カンファー(Camphor) スッとして鼻の通るようなフレッシュな香りは、心と体に適度な刺激を与え、気持ちを元気にし、頭脳をクリアにしてくれます。同時に心のバランスを整え、悲しみや怒りをいやしながら気分を盛りあげます。 いわゆる「樟脳(しょうのう…

ガルバナム

○ガルバナム(Galbanum) たいへん歴史のある精油で、古くは旧約聖書にも記述が残っています。さまざまな有効な作用があるにもかかわらず、あまりアロマテラピーでは使われていません。 ブレンドに適した柔軟性と表現しがたい深みのある芳香のため、香水や香…

カルダモン

○カルダモン(Cardamom) カルダモンはインドを原産地とする高さ3mの多年草です。その栽培はインドや東南アジアに始まって、現在ではヨーロッパやラテンアメリカにまで広まっています。 レモンのような甘酸っぱさとスパイシーさの両方を含んだ特徴的な香り…

カユプテ

○カユプテ(Cajeput) スッキリとした、ティートリーに近い香りを持つ精油です。カユプテやティートリーなどのフトモモ科の精油は殺菌作用に優れています。 カユプテの場合は、ティートリーの殺菌作用に加えて、香りがマイルドで親しみやすいので特徴です。…

カモミールローマン

○カモミールローマン(Chamonile roman) 青リンゴのように甘酸っぱい香りは、精神的な問題をかかえてめいっているときに、気分転換のよいきっかけとなってくれます。鎮静効果や消炎作用を持つエステル類を主成分としています。 イライラや不安を解消し、心…

カモミールジャーマン

○カモミールジャーマン(Chamomile german) 濃厚な甘い香りを持つ、濃い青色の精油です。カモミールは、近くに植えてある草木の病気を治すことから、昔から「植物のお医者さん」といわれてきました。また「カモミール」という名前はギリシャ語で「地面のり…

カーネーション

○カーネーション(Carnation) カーネーションの花の甘い香りそのままの、期待を裏切らない精油です。採油率が0.02~0.03%ととても低く、大量に生産されないため非常に高価で貴重な精油とされています。残念ながら日本ではあまり見かけません。 そ…

オレンジスイート

○オレンジスイート(Orange sweet) 柑橘系特有の気持ちをリフレッシュさせる快い甘い香りを持つ精油です。オレンジの語源は、アラビア語の呼び名であった「ナランジ」であるとされています。またギリシャ神話でアフロディーテにささげられた黄金のリンゴは…

オレガノ

○オレガノ(Oregano) 軽くスパイシーでしみとおるような独特の香りには、感覚をリフレッシュするとともに幸福感を与える不思議な力が備わっているといわれます。原料となるハーブは、欧米では「ワイルドマージョラム」の別名で知られていますが、ハーブティ…

オールスパイス

○オールスパイス(Allspice) 温かみのある甘くスパイシーな香りを持つ精油です。香水では、男性的な香りを出すために使われています。ナツメグ、クローブ、シナモン、こしょうの4大スパイスの風味を合わせ持っていることが名前の由来です。日本では百味(…

イランイラン

○イランイラン(Ylang ylang) エキゾチックで甘いフローラルな香りを持つ精油です。イライラという名前は、「花の中の花」を意味するマレー語の「アランイラン」に由来しています。 甘く濃厚なイランイランの香りには古くから催淫効果があるといわれ、イン…

イモーテル

○イモーテル(Immortelle 別名:ヘリクリサム) 地中海地方でよく見られる植物で、岸壁や鉄道の端など、日が当たれば荒地でも生えてくる強い生命力を持っています。 イモーテルは丸い黄色い花とカレーやコショウのような香りのする葉を持つ植物で、収穫24…

イニュラ

○イニュラ(Inula) 香りや効能など、あらゆる面でユーカリによく似た精油です。風邪や、花粉症などのアレルギーによる鼻づまりやのどの不調には、ディフューザーを使って精油を拡散させ、芳香浴を行うと、症状が軽くなる場合があります。 ホホバオイルやス…