アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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アロマテラピー

バイオレットリーフ

○バイオレットリーフ(Violetleaf) スミレの葉から採取される精油です。 緑葉から生まれたオゾンたっぷりの香りは、不眠を克服し、怒りと不安の感情をしずめる力を持っています。また、催淫効果もあり性的障害に役立ち、性衝動を回復させると古くから言い伝…

バーチ

○バーチ(Birch:別名カバノキ) カバノキの樹皮から採取される精油です。 この木は何世紀もの間、樹液から薬用ワインが作られたり、口の中に出た炎症の治療によく効くうがい剤に利用されたりしていることからも、殺菌作用が期待できる精油です。 また、葉も…

ネロリ

○ネロリ(Neroli) 甘いビターオレンジの香りが女性の心をとらえる精油です。ネロリの名は、イタリアのレロラ公国伯爵夫人、アンネ・マリー・ネロリが愛用したことに由来しています。 ビター・オレンジの花は長い間、純潔を象徴するとともに、永遠の誓いの印…

ニアウリ

○ニアウリ(Niaouli) カユプテと同じ仲間で、ティートリーと見た目が似た植物です。効能効果もティートリーとよく似ています。 繁殖方法がユニークで、種子は山火事などの火力によってさやをはじき飛ばし、種子を放出します。 この精油を「ゴメノール」と呼…

ナルデ

○ナルデ(Spikenard:別名/スパイクナード) ヒマラヤ産のハーブの根からとれる精油です。 「マリアは非常に高価な、純粋なナルドの香油300gを取ってイエスの足に塗り、彼女の毛でイエスの足をぬぐった。家は香油の香りでいっぱいになった」(ヨハネの…

ナツメグ

○ナツメグ(Nutmeg) スパイスとしておなじみのナツメグは、雌雄1本で雌株20本に受粉させることができるという、生命力豊かな樹木です。 ナツメグは、古くから世界のさまざまな文明社会でとても尊重されていました。中正には痔疾の治療薬や健胃剤として、…

ディル

○ディル(Dill) パラソルのような小花が可愛いデイルの種子からとれる精油です。およそ5000年前のエジプトではディルとコリアンダー、ブリオニアと混ぜて頭痛をやわらげるのに使用しました。 812年、西ローマ帝国の皇帝シャルルマーニュはディルを積…

ティートリー

○ティートリー(Tea tree(Ti-tree)) 「ティー」という名前ではありますが実際は「お茶の木」ではありません。離れたところからでもわかるほど、強く香りを放つ植物です。 世界の多くの地域の人々がティートリーをただの樹木だと思っていたとき、すでにオ…

チュベローズ

○チュベローズ(Tuberose) チュベローズという名前の植物ですが、ローズ(バラ)とはまったく関係がないリュウゼツラン科です。和名は月下香(げっかこう)といいます。 この名の通り、月夜の晩に咲いた花の香りが最もすばらしいとされており、摘んだあとも…

チャンパカ

○チャンパカ(Champaca) チャンパカの花は、インドでは神と富の象徴といわれ、バリ島では神々にささげる神聖なものとされています。 インドネシアのバリ島では昔から娘を持つ両親の願いをあらわして「色は華やかでも香りのしないハイビスカスよりは、目立た…

タンジェリン

○タンジェリン(Tangerine) タンジェリンの皮の精油です。中国からヨーロッパを経て、アメリカへ導入されたタンジェリンは、植物学的にはマンダリンと同じ種類に属しています。 しかし果実の収穫時期はマンダリンよりタンジェリンがおよそ3ヶ月ほど早く、…

タラゴン

○タラゴン(Tarragon) 神話ではギリシャの狩りと出産の女神・アルテミスにちなんでアルテミシアと名づけられたとされている植物です。 タラゴンはスペインを征服したムーア人によってこの地に持ち込まれ、16世紀にはイギリスでも広く知られるようになった…

タジェット

○タジェット(Taget) フランスでは「フレンチ科ではマリーゴールド」と呼ばれ、香水の原料として使われているタジェットの花の精油です。また、かつてのアフリカでは「カキブシュ」と名で知られていました。 タジェットには非常に効果的な殺虫作用があると…

タイム・リナロール

○タイム・リナロール(Thyme linalol) トロイアのヘレネーが流した涙から生まれたという神話を持つハーブの精油です。 タイムという言葉はギリシャ語で「香らせる」という意味の「チュモス」からきています。その名のとおり、古くからお香や香水のもととし…

セントジョーンズワート

○セントジョーンズワート(St.jhon' swort) 和名をセイヨウオトギリソウといい、ハイペリカムオイル、オトギリソウオイルとも呼ばれます。 ハイペリシンという非常に高い治療効果のある物質が含まれていることから、昔からさまざまな部位の痛みどめや、やけ…

セロリシード

○セロリシード(Celeryseed) 野生種のセロリの精油です。植物の学名「Apium graveolens」には、「水のあるところ、強い匂いを放つもの」という意味があります。これは、野生種のセロリが湿地帯に自生することからつけられた名前です。 古代ギリシャ・ローマ…

セージ

○セージ(Sage) 薬用サルビアとも呼ばれるハーブからとれる精油です。シソ科の中ではかなり強力な効果効能を持つ精油で、何世紀にもわたって多くの人々に親しまれてきました。 ローマ人や中国人は、昔からこのハーブがさまざまな薬の役目を果たすことを知っ…

スペアミント

○スペアミント(Speamint) 日本ではペパーミントが人気ですが、欧米ではスペアミントのほうが一般的です。 古代ギリシャ人はスペアミントを強壮剤や香料、浴場での感染病予防として使用していました。また、ローマ人はこのハーブを生活に広く取り入れ、イギ…

スパイクラベンダー

○スパイクラベンダー(Spikelavender) スパくいラベンダーはラベンダーの中の一品種です。ラベンダー(真正)と比べると、フローラルな香りの中に、ツンとした樟脳(しょうのう)がプラスされたような香りです。 このラベンダーは葉が大きく、花は小振りで…

スチラックス

○スチラックス(Styrax:別名レバント) 白く可憐な花を咲かせるスチラックスの樹液からとれる精油です。不安や緊張でがんじがらめになった心を解き放ち、気分を楽にしてくれます。 憂うつな状態が長時間続いて、すっかり沈んでしまった気分をたちどころに立…

スターアニス

○スターアニス(Staranise) アニスに似た、それよりもさらに強い芳香を放つ精油です。スターアニスはチャイニーズアニス、アニスベール(フランス語で緑のアニスという意味)とも呼ばれます。日本では大茴香(だいういきょう)、中華料理では八角としておな…

ジンジャー

○ジンジャー(Ginger) 私たちが日頃から口にしている和食、中華料理、しょうが湯やジンジャーエールといった飲み物としてもおなじみのしょうがからとれる精油です。 ピリッとスパイシーな香りが特徴で、食用に加工されたエッセンスはお菓子や飲料の香りづけ…

ジュニパーベリー

○ジュニパーベリー(Juniperberry) 日本では杜松(ねず)の実として呼ばれるジュニパーベリーの実の精油です。この実はライムに似た芳香で、お酒の「ジン」の香りづけとしても有名です。 その高い消毒性から古代より伝染病の予防に大きな役目を果たしてきま…

ジャスミン

○ジャスミン(Jasmine) 清楚な白い花の姿からは意外なほど、甘い香りを放つジャスミンからとれる、愛と自信を生み出す精油の王様。 個性の強い、甘いフローラルな芳香は誰もが一度はかいだことがあるでしょう。 つぼみは愛の花として結婚式の際、髪に編み込…

シベリアモミ

○シベリアモミ(Fir) クリスマスツリーをイメージさせるマイルドでスイートな木の香りの精油です。「シベリアマツ」とも呼ばれています。 病原菌の成長・増殖を抑えて空気感染を防ぐ効果があるため、インフルエンザが流行するシーズンでのアロマテラピーで…

シナモンリーフ

○シナモンリーフ(Cinnamonleaf) シナモンリーフはニッキの香りの精油です。 樹木は赤サビのような色で、厚い樹皮は内側に巻いた形が特徴です。また、花は一年中咲いています。 スパイシーで甘い香りで心と体をいやし、食欲をかきたてます。シナモンはとて…

シトロネラ

○シトロネラ(Citronella) イネに似たハーブからとれるレモンのようなフレッシュで透明感ある香りの精油です。「コウスイガヤ」とも呼ばれます。 もともとはスリランカが原産でしたが、1980年に品質のより優秀なジャワ産も誕生しました。 古来から虫よ…

シダーウッド

○シダーウッド(Cedarwood) シダーウッドにはモロッコ産のアトラスシダーウッドと、北アメリカ産のバージニアシダーウッドがあり、どちらも同じような効能を持つ精油ができます。 古くから寺院の薫香として使用され、古代エジプトでは棺や船のマストなどに…

シストローズ

○シストローズ(Ciste:別名ラブダナム) シストローズは、琥珀(こはく)に似た樹脂がとれるため、ロックローズとも呼ばれます。 シストローズの葉から浸出するゴム状の樹脂ラブダナムは、古代から使われていた最も古い芳香樹脂のひとつです。香料として愛…

サントリナ

○サントリナ(Santolina) 原料となる植物サントリナは「ラベンダーコットン(lavendercotton)」という別名を持っていますがそれは葉や茎の形がラベンダーに似ているためで、シソ科のラベンダーとは種類がまったく違うキク科の植物です。 独特の強い香りに…