アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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ジンジャー

○ジンジャー(Ginger)

 私たちが日頃から口にしている和食、中華料理、しょうが湯やジンジャーエールといった飲み物としてもおなじみのしょうがからとれる精油です。

 ピリッとスパイシーな香りが特徴で、食用に加工されたエッセンスはお菓子や飲料の香りづけにも使われます。アロマテラピーでは、心を明るく元気にしたり、消化器系の不調を改善するのに役立てたりします。

 英語のGINGERは「元気」という意味もあります。もとはラテン語ZINGIBERからきたもので、このラテン語はインドの地名ジンギに由来したものだといわれています。この土地では胃が不調なとき、食べ物の消化を助け、吐き気を抑える働きのあるジンジャーのお茶を飲むそうです。

学 名:Zingiberofficinale

科 名:ショウガ科

主な産地:中国、アフリカ、西インド諸島、ジャマイカ

採油方法根葉の水蒸気蒸留法

揮発度:トップ~ミドルノー

香りの強さ:中

作 用:引赤、緩下、強壮、去痰、駆風、解毒、健胃、催淫、刺激、殺菌、食欲増進、制吐、鎮痙、鎮痛、発汗

主な成分:セスキテルペン炭化水素類のジンジベレン、βセスキフェランドレン、γビザボレン、モノテルペン炭化水素類βフェランドレン、カンフェン、αピネン

相性のいい精油:オレンジスイート、シナモンリーフ、スペアミントゼラニウムユーカリ、ライム、レモン、ローズマリー

◎心への働き

1.冷めた心を明るく盛りあげる

◎体への働き

1.鼻水を抑える

2.肩こり、腰痛をやわらげる

3.食欲低下、二日酔い、乗り物酔いをやわらげる

◎肌への働き

1.打ち身のあとの治りを促す

使い方:肩こりをやわらげるマッサージオイルとして使う

★使用上の注意

1.皮膚に刺激があるので、使用量に注意