アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ナツメグ

○ナツメグ(Nutmeg) スパイスとしておなじみのナツメグは、雌雄1本で雌株20本に受粉させることができるという、生命力豊かな樹木です。 ナツメグは、古くから世界のさまざまな文明社会でとても尊重されていました。中正には痔疾の治療薬や健胃剤として、…

ディル

○ディル(Dill) パラソルのような小花が可愛いデイルの種子からとれる精油です。およそ5000年前のエジプトではディルとコリアンダー、ブリオニアと混ぜて頭痛をやわらげるのに使用しました。 812年、西ローマ帝国の皇帝シャルルマーニュはディルを積…

ティートリー

○ティートリー(Tea tree(Ti-tree)) 「ティー」という名前ではありますが実際は「お茶の木」ではありません。離れたところからでもわかるほど、強く香りを放つ植物です。 世界の多くの地域の人々がティートリーをただの樹木だと思っていたとき、すでにオ…

チュベローズ

○チュベローズ(Tuberose) チュベローズという名前の植物ですが、ローズ(バラ)とはまったく関係がないリュウゼツラン科です。和名は月下香(げっかこう)といいます。 この名の通り、月夜の晩に咲いた花の香りが最もすばらしいとされており、摘んだあとも…

チャンパカ

○チャンパカ(Champaca) チャンパカの花は、インドでは神と富の象徴といわれ、バリ島では神々にささげる神聖なものとされています。 インドネシアのバリ島では昔から娘を持つ両親の願いをあらわして「色は華やかでも香りのしないハイビスカスよりは、目立た…

タンジェリン

○タンジェリン(Tangerine) タンジェリンの皮の精油です。中国からヨーロッパを経て、アメリカへ導入されたタンジェリンは、植物学的にはマンダリンと同じ種類に属しています。 しかし果実の収穫時期はマンダリンよりタンジェリンがおよそ3ヶ月ほど早く、…

タラゴン

○タラゴン(Tarragon) 神話ではギリシャの狩りと出産の女神・アルテミスにちなんでアルテミシアと名づけられたとされている植物です。 タラゴンはスペインを征服したムーア人によってこの地に持ち込まれ、16世紀にはイギリスでも広く知られるようになった…

タジェット

○タジェット(Taget) フランスでは「フレンチ科ではマリーゴールド」と呼ばれ、香水の原料として使われているタジェットの花の精油です。また、かつてのアフリカでは「カキブシュ」と名で知られていました。 タジェットには非常に効果的な殺虫作用があると…

タイム・リナロール

○タイム・リナロール(Thyme linalol) トロイアのヘレネーが流した涙から生まれたという神話を持つハーブの精油です。 タイムという言葉はギリシャ語で「香らせる」という意味の「チュモス」からきています。その名のとおり、古くからお香や香水のもととし…