アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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ジャスミン

○ジャスミン(Jasmine)

 清楚な白い花の姿からは意外なほど、甘い香りを放つジャスミンからとれる、愛と自信を生み出す精油の王様。

 個性の強い、甘いフローラルな芳香は誰もが一度はかいだことがあるでしょう。

 つぼみは愛の花として結婚式の際、髪に編み込んだり花冠にしたりと欠かせません。また、キリストが十字架にかけられたとき、周りの植物が次々枯れてゆくに中、ジャスミンだけが咲き続けたという言い伝えもあります。

 ちなみに中国茶ジャスミンティーの葉は「茉莉花(まつりか)」という別の種類の植物です。

学 名:Jasminumofficinale

科 名:モクセイ科

主な産地:エジプト、アルジェリア、インド、モロッコ、フランス

採油方法:花の溶剤抽出法(アブソリュート

揮発度:ミドルノー

香りの強さ:強

作 用:抗うつ、催淫、子宮強壮、殺菌、鎮痙、鎮静、通経、皮膚軟化、分娩促進

主な成分:エステル類の安息香酸ベンジル、酢酸ベンジル、ジテルペンアルコール類のフィトロール、イソフィトロールモノテルペンアルコール類のリナロール、ケトン類/cisジャスモン、窒素含有物質類/インドール

相性のいい精油:オレンジスイート、サンダルウッド、ゼラニウムネロリベルガモット、メリッサ、ローズウッド

◎心への働き

1.気持ちの高ぶりをしずめる

2.躁うつをやわらげる

◎体への働き

1.月経痛をやわらげたり、母乳の出を促す

使い方:マンダリン、ラベンダーとブレンドすると、妊娠線を目立たなくするマッサージオイルに

★使用上の注意

1.芳香が強いため、使用量に注意する