アロマテラピー図鑑

オイルとハーブの基本がすべてわかる!エッセンシャルオイル106種、ベースオイル25種、ブレンドレシピ、アロマテラピーの基礎

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サントリナ

○サントリナ(Santolina)

 原料となる植物サントリナは「ラベンダーコットン(lavendercotton)」という別名を持っていますがそれは葉や茎の形がラベンダーに似ているためで、シソ科のラベンダーとは種類がまったく違うキク科の植物です。

 独特の強い香りにはすぐれた防虫効果があり、庭に植えておくと害虫を寄せ付けず周囲の植物を守るそうです。ヨーロッパでは昔から、乾燥させた葉や茎を布袋につめて衣類や蔵書の防虫剤として使用してきました。

 精油には軽い毒性があるため、現在アロマテラピーには積極的に用いられていませんんが、部屋の空気をすばやく浄化したいときや、気分をリフレッシュしたいときには、効果があるともいわれています。

学 名:Santolinachamaecyparissus

科 名:キク科

主な産地:フランス、イギリス、イタリア

採油方法:花、葉、茎の水蒸気蒸留法

揮発度:ミドルノー

香りの強さ:中

作 用:抗感染、抗寄生虫、粘液過多治療、強壮、健胃、通経

主な成分:ケトン類のアルテミシアケトン、ロンギベルベノン

相性のいい精油:オレンジスイート、カモミール、マンダリン、ラベンダー

◎体への働き

1.咳やぜんそくの症状をやわらげる

2.虫よけや虫さされの症状をやわらげる

★使用上の注意